Improvised Music from Japan / Seiichi Yamamoto / Information in Japanese
略歴
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。
代表作に「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)、「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)、「水中JOE」(想い出波止場)、「FLAGE」(ROVO)、「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)、「X-GAME」(PARA)、「MOST」(MOST)、「ラプソディア」(歌物ソロ)等がある。
また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。
エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」、2009年に「ゆん」、2014年に「イマユラ」を出版。さらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。
主な参加バンド、プロジェクト
リンク
主な活動
各ユニットについては個別に記載
1986年
- ハナタラシなどで知られた山塚アイ、竹谷郁夫、田畑満(レニングラード・ブルース・マシーン)、細井尚登(チルドレン・クーデター)により結成されたBoredomsに、田畑の後を受けてギターで参加。
1987年
- ライヴハウス、難波ベアーズの店長となる。
- 想い出波止場を結成。並行して、須山公美子のバンドにベースで参加したり、向井千恵のシェシズなどにも関わる。
1988年
1991年
- 難波ベアーズ「フォークキャンプ」。「春を待つ少女」、「ランブリング・ボーイ」、「自転車にのって」、「明日なき世界」、「教訓II」などフォーク弾き語りライヴ (共演:須原敬三)。
1992年
- 2月、吉祥寺マンダラ2「John Zorn Presents」参加。共演はジョン・ゾーン、山塚アイ、広瀬淳二、クボチリコ、藤枝守、Ixa-Wud、大友良英、吉田達也(飛び入り)ほか。
- 5月、渋谷ラ・ママにてBlue(現Dragon Blue)に参加。当日のメンバーは大友良英、天鼓、加藤英樹、吉田達也。
- 11月、難波ベアーズで、F.M.N企画によるセッションライヴに参加。共演は大友良英、細井尚登、野村誠、森公保。
- 12月、新宿ピット・イン「John King 2 Days Guitarist Gathering」。共演はジョン・キング、内橋和久、Bikke、茂木恵美子、近藤房之助、春日博文、Ebby、石渡明廣ほか。
1993年
- パンク・ハードコアバンド「赤武士」結成。
- カセットレーベルDako Vynalを設立、想い出波止場「ファミコン・ラリー」をリリース。
- Phewと共に「Novo Tono」 結成。
- スカムユニット「電動歯」結成。
- インストユニット「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」結成。
- 4月、高円寺20000V「異形の王国 vol.13」にて白石民夫、日野繭子とセッション。ほかに暴力温泉芸者(with 秋田昌美、山崎マゾ)、メンス、PON。
- 6月、京都磔磔「梅津和時 京都版大仕事」にて、Third Person (トム・コラ、サム・ベネット、梅津和時)ライヴにゲスト参加。
- 8月、難波ベアーズ「Noise 甲子園」出場。ほかに大野雅彦、ナスノミツル、山崎マゾ、魚神(アオヤギ + タテカワ)
- 9月、渋谷ラ・ママ、第1回 John Zorn's Cobra 東京大作戦 (プロンプター: 巻上公一)に参加。共演は、一曽幸弘、植村昌弘、内橋和久、大友良英、勝井祐二、菊地成孔、しばてつ、関島岳郎、宝示戸亮二。
- 10月、難波ベアーズ、フレム Phlegm (オーストラリア)のライヴにティム・オリーブ (ニムロッド) とともにゲスト参加。
高円寺ショーボートにて、サム・ベネット、巻上公一、広瀬淳二、関島岳郎とセッション。
- 12月、心斎橋クラブクアトロ「A-Woot Raap 包囲網 X」で、暴力温泉芸者と共演。
1994年
- アリスセイラーとのフォークデュオ「ノアノア」結成。
- 4月、大阪、および京都ミューズホールにて、スカムショー「水道メガネ殺人事件」公演。大阪はジョン・ローズ来日公演のフロントアクト、京都は「No Music '94」。出演は、進藤ユカ、佐々木徹也、須原敬三、パラダイスガラージ、松本亀吉、山崎マゾ、クレイジーSKB、吉田ヤスシ、河合カズキ、今田賢一ほか多数。
大阪、難波ベアーズ「Gathering of Noise Galore vol.1」に「ギタバリョウ」で出演。ほかにマゾンナ、ディーゼル・ギター、岡野太。
- 8月、高円寺20000V「異形の王国 vol.30」にソロユニット「神」、およびトリプル山's(山本、山塚アイ、山崎マゾ) で参加 (トリプル山's は機材トラブルで不発に終わる)。
- 9月、青山草月ホールにてナム・ジュン・パイクのビデオ・オペラにBoredomsのヨシミ、山塚アイとともに3Y'sとして出演。
1995年
- 「Rovo」の前身である「太陽の塔」結成。
- 1月、渋谷ラ・ママ「異形の王国 vol.37」に、爆裂フォークスタイルのソロで参加。ほかにC.C.C.C.II、XOME (U.S.A.)、秋田昌美 + NP + 山本クミコ。
- 4月、渋谷ラ・ママ「異形の王国 vol.42」にて、大友良英(ターンテーブル)、Pill (ドラムス)とセッション。
- 5月、心斎橋クラブクアトロ「アルタード・ステイツ 大阪大決戦」参加。
- 9月、難波ベアーズにてメイソン・ジョーンズとセッション。他にAngel'in Heavy Syrup、マゾンナ、ソルマニアが出演。このときの演奏の一部はメイソン・ジョーンズのライヴアルバム「International Incident (CHCD-31)」に収録される。
- 11月、吉祥寺マンダラ2「5 Guitars」参加。共演は磯田収、今掘恒雄、内橋和久、鬼怒無月。
- 12月、法政大学学生会館「まぼろしの世界 vol.4」にて「水道メガネ殺人事件」公演。ほかにアルタード・ステイツ、マリア観音、キリヒト。
1996年
- ムーンライダーズの岡田徹、サロン・キティの伊藤俊治とポップスユニット「Ya-To-I(ヤートーイ)」を結成。
- 吉田達也とのユニット「山吉」結成。
- ブラボー小松とのギターユニット「Guitoo (ギトゥー)」結成。
- ソロプロジェクト「Cavinetto」スタート。
- 3月、心斎橋ミューズホール、ニヒリスト・スパズム・バンド (カナダ) 来日公演にて、サックス、キーボードを入れたユニット「ジ・エンタイトルツーベース」でフロントアクト。ほかに、ソルマニア、グラインド・オーケストラ。
高円寺ショーボート「パラノイアー + まぼろしの世界 Presents」にて、勝井祐二、吉田達也とセッション。
- 4月、京都磔磔、サンシティ・ガール (U.S.A.) 来日公演にて、津山篤 (ヴォーカル)、呉少英(ヴォーカル)、大串崇 (ドラムス) らとのユニット「中国」でフロントアクト。
京都磔磔にてペーター・ブレツマン (サックス)、灰野敬二(ギター、ハーディーガーディー、ヴォイス)とセッション。
- 5月、大阪ベイサイドジェニー、宍戸留美ライヴにゲスト出演し、1曲ギターで参加。
- 7月、難波ベアーズのノイズイベントに、能勢山陽生 (ディーゼル・ギター)とのノイズユニット「セリー」で出演。
- 10月、難波ベアーズ「Guitar Unlimited」発売記念ライヴにて弾き語りソロ。ほかに、ししょう (北嶋建也)、徳山喬一、JOJO広重。
神戸ジーベックホール「Festival Beyond Innoccence '96」。9日、「Lee Konitz Kobe Meeting」に内橋和久、芳垣安洋とともに参加。ホワイエにてソロ。10日、想い出波止場スペシャル。
心斎橋ミューズホールにて、津山篤、Hacoと共にフレッド・フリス、クリス・カトラーとセッション。
渋谷ラ・ママにて、フレッド・フリス、クリス・カトラーとセッション。
- ビデオ「ソロ・インプロヴィゼイション」をAugenよりリリース。
1997年
- レーベルUmmo Records設立。2枚のコンピレーションアルバムをリリース。
- 2月、高円寺ショーボート「Ruinsワンマンライブ」にゲスト参加。このときの演奏の一部はRuinsの「Refusal Fossil (GR45CD) 」に収録される。
新宿アンティノックにて、日野繭子、白石民夫、JOJO広重とセッション。
- 4月、難波ベアーズ、ギロチン兄弟の「Suspense Carry Pro 発売記念 Music Fair Spring Special」に参加。
渋谷ラ・ママにてメイソン・ジョーンズと共演。
- 5月、渋谷ラ・ママ「Alchemy Guitar Festival」に弾き語りソロで参加。「かえりのうた」「アーメン」「生まれかわるところが」を歌う。ほかに、JOJO広重、ししょう、徳山喬一、みゆ、あやが出演。
- 8月、名古屋、聖家族「FAQ About Heaven vol.3」にて弾き語りソロ。ほかに倉知久美夫、ガイユニットが出演。二部は「Jerry Garcia Tribute Live」。
難波ベアーズ、フレム(オーストラリア)の来日ライヴにて、フロントアクト。
山口 Space 713にて、内橋和久、一楽儀光とセッション。
- 10月、法政大学学生会館大ホール「Music Merge Festival」二日目、「ギロチン兄弟のギター万歳」発売記念ライヴ、および「Jon Rose's Techno Mit Storungen」に参加。
神戸ジーベックホール「Festival Beyond Innocense '97」。10日、千野秀一 (ピアノ)とデュオ、およびギロチン・カフェに津山篤と参加。ディスクジョッキースタイルで、アナログ盤をかけまくる。11日、町田康(ヴォーカル)、内橋和久(ギター)とセッション。
難波ベアーズ「Hoahio」CD 発売記念ライヴにて、大友良英(ターンテーブル)とのユニットで出演。
- 11月、京都磔磔にて、一楽儀光(ドラムス)とともに、アーサー・ドイル(サックス)とセッション。
1998年
- 1月、大阪十三ファンダンゴ「Alchemism '98 Voice from Noise /JOJO広重『君が死ねって言えば死ぬから』、山本精一ソロ『Noa』発売記念」ライヴ。ギターソロほかカラオケでビーチ・ボーイズの「God Only Knows」を歌う。ほかにマゾンナ、ししょうバンド、JOJO広重が出演。
早稲田スタジオイナフジにてOZディスク主催「早稲田ロックフェスティバル」参加。
吉祥寺マンダラ2「It's Manjyu Time vol.3」にて弾き語りソロ。「かえりのうた」「Chime」「夢の半周」「Howling Sun」「出口のとびら」「アーメン」「せいか」「生まれかわるところが」を演奏。ほかに我々、空手サイコ、プチミット、中川五郎が出演。
- ソロアルバム「Noa」をアルケミーレコードよりリリース。
- 3月、大阪十三ファンダンゴ「Alchemism '98 Strange from Noise」にて、Smile:須原敬三(ベース)、吉田正幸(キーボード)、大串崇(ドラムス)と想い出波止場の合体ユニットともいうべき編成でライヴ。ほかに、ガラダマ、The 72KTが出演。
- 4月、難波ベアーズにてC.C.C.C.と共演。ほかにマゾンナ、怖、長谷川洋一 and 岩崎昇平が出演。
- 6月、京都磔磔にて、トニー・コンラッド(ヴァイオリン)来日公演で、津山篤、ジェフ・ベル、ジェフとのユニットでフロントアクト。
- 8月、難波ベアーズ「Extasy of Zero - G Sex、Null CDリリース記念」にて、Nullとデュオ。ほかにGugan (Null + 田畑)、Empty Orchestraが出演。
- 10月、大阪バナナホール、かしぶち哲郎ソロライヴにゲスト参加。ムーライダーズ「月面讃歌」収録の「君には宇宙船がある」などを演奏。
- 11月、京都磔磔にてグレッグ・ベンディアン (ドラムス) とセッション。
1999年
- 1月、高円寺ショーボート「異形の王国 Vol.49」にて、向井千恵とセッション。ほかにマゾンナ、Cosmosが出演。
吉祥寺スター・パインズ・カフェにて、Phew + 山本精一でライヴ。メンバーは西村雄介(ベース)、山本久土(ギター)、大串崇(ドラムス)。ほかに、突然ダンボールが出演。
- 2月、恵比寿みるく「Los Apson Presents- Damagexpress vol.9」にてギターソロ。ほかに、Kukunacke、OM、アデ・メラが出演。
- 3月、沖縄Groove「日常における奇妙と現実の間」にて、沢田穣治 (ベース)らと共演。
- 7月、単行本「ギンガ」をリットーミュージックより出版。
- 8月、三軒茶屋ヘヴンズ・ドアー「サボテンだらけの部屋」にて、灰野敬二とセッション。ほかに 4.4 、Ruinsが出演。
- 10月、難波ベアーズ、Sub Arachnoid (U.S.A)/Acid Mothers Templeのライヴにてメイソン・ジョーンズと共演。
- 11月、神戸ジーベックホール「Festival Beyond Innocense '99」。20日、 内橋和久とのギターユニット「Purist」、およびユージン・チャドボーン (ギター、バンジョー、 etc.) 、八木美知依 (箏)とセッション。
- 12月、高円寺ショーボート、K.K.Nullと「Ontoko」発売記念ライヴ。ほかに大友良英 (ギター)が出演。
難波ベアーズ、K.K.Nullと「Ontoko」発売記念ライヴ。ほかにPhilip Samartzis (オーストラリア)、E.A.D. が出演。
難波ベアーズ「阪神タイガース・シンポジウム」開催。
2000年
- 1月、難波ベアーズ、Hacoの「Happiness Proof」発売記念ライヴにて弾き語りソロ。「26号線」「塀の上で」「サルビアの花」などを演奏。ほかにスパナが出演。
- 2月、高円寺ショーボートにて、向井千恵とセッション。ほかにラモーンズ・ヤングが出演。
- 3月、大阪バナナホール、かしぶち哲郎ソロコンサートにゲスト参加。「服を脱いで、僕のために」「つり糸」「スカーレットの誓い」を共演。
- 4月、防府印度洋にて、一楽儀光とデュオセッション。
小倉メガヘルツにて、一楽儀光とデュオセッション。
- 5月、難波ベアーズ「Poliphonic Communication Vol.1」にて、沢田穣治 (ベース)、大島輝之(ギター)と共演。
難波ベアーズ「Noise Mayday 2000」2日目、K.K.Nulと共演。ほかにマゾンナ、Astro、Third Organが出演。
吉祥寺スター・パインズ・カフェ、スラップ・ハッピー来日公演にて、Phewユニット + 山本精一でフロントアクト。メンバーは西村雄介(ベース)、山本久土(ギター)、大串崇(ドラムス)。この日のライヴがきっかけとなって、パンクバンド「Most」が結成される。
- 6月、高円寺ショーボート「Alchemy Records Presents - 心の歌・最後の歌 Vol.1」にて弾き語りライヴ。「塀の上で」「ますら」「あしたのはこ」「波」「Marin Snow」などを演奏。ほかにししょうバンド、JOJO広重が出演。
- 7月、難波ベアーズ「Ruins ワンマンライブ」にパーカッション他でゲスト参加。
心斎橋タワーレコードにて、ムーンライダーズ「a Touch of Fullmoon Shows in the Night」発売記念ストアイベントに参加。鈴木慶一、武川雅寛とトーク。
心斎橋クラブクアトロ「Ummo Nite Special Party」に、K.K.Nullとの「Ontoko」で出演。ほかに、Labcry、Golden Syrup Lovers。
- 8月、大阪港住友倉庫内 AD & Dギャラリー「Mix Media Perfomance Session - Moon」参加。共演は向井千恵、一楽儀光、川端稔、森定道広ほか。
心斎橋クラブクアトロ、ショーロ・クラブ「ブラジリアーナ」発売記念無料ライヴにゲスト参加。
- 10月、高円寺ショーボート「知覚/眩暈 vol.8」、K.K.Nullと「Ontoko」で出演。その他、M.N.S.、河端一、成田宗宇ユニットが出演。
大阪FIREFLYのクラブイベント「EEL Like Funk」にゲスト出演。
大阪伽奈泥庵 「John Fahey Japan Tour 2000」、ギターソロでフロントアクト。
- 11月、神戸ジーベックホール「Festival Beyond Innocense 2000」。18日、カン・テファン (サックス)、稲田誠(ベース)とセッション。サウンド・メール・プロジェクトで、フランスのクリンペライからのサウンド・メールと手ドラムでセッション。19日、一楽儀光、河端稔、Won Jiksooとセッション。
法政大学学生会館大ホール「Han Bennink Plays 6 Duos」にて、ハン・ベニンク(ドラムス)とセッション。
- 12月、高円寺20000Vにて、Most デビューライヴ。ドラムスは元フリクションの佐藤稔。ほかに、Boris、Mad 3、UG Manが出演。
難波ベアーズ「阪神タイガース・シンポジウム」開催。
渋谷クラブクアトロ「Ummo Nite Special in Tokyo」に、三沢洋紀(ギター、ハーモニカ、ヴォーカル)とのデュオで出演。ほかにパラダイス・ガラージ、Golden Syrup Lovers、さかな、The Fox。
西荻窪 Wenz Studio「Perspective Emotion 第3回透視的情動 - Mixed Media Art Motion to Motion for 2001」参加。
Last updated: November 17, 2014