2006 年度 美学校・サウンド/視覚表現クラス受講生募集のお知らせ
2006年5月18日(木)より、今年も美学校の講議が1年間始まります。毎週木曜日、午後1時から5時くらいまで、神保町の美学校にて全36講を予定しています。見学、1日受講生、大歓迎です。勿論、途中からの正規の受講も可能です。
この講議は所謂「音楽」や「サウンドアート」と呼ばれるものの為の講議ではありません。(勿論それらは講議のテーマとしては何度も登場しますが)制作技術を教えたり、演奏テクニックを磨く場所でも勿論ありません。最初に必要なものがあるとすれば、それはあなたの「ちょっとした動機」と「興味」だけです。例えば、「音」を「音楽」と異なる切り口で聴く、考えてみる、という事をしてみた
らどうなるでしょうか? こういった事を実際に音を出したり、様々なものを聴いたり、何か作ってみながら皆さんと楽しくやっていきたいと思います。様々なゲスト講師をお招きしての特別講議もあります。皆さんの「表現」の場として機能するクラスにしたいと思います。
本年度のゲスト講師(予定・敬略称、詳細未定)
大友良英
山本精一
ASA-CHANG
etc...
詳しくは美学校事務局 03-3262-2529 まで。月〜土、午後1時〜9時の間に直接お電話にて予約受け付けいたします。よろしくお願いいたします。(伊東篤宏)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(音楽)
第3回人材交流コーディネート・ワークショップ
明日の音楽シーンをデザインする〜ジャズ・ジャーナリストの仕事〜
日時:2006年1月17日(火曜日)午後6時30分〜8時
場所:フェリス女学院大学 緑園キャンパス キダーホール
講師:横井一江
入場料:無料(ただし、学外者は要申込)
問い合わせ先:フェリス女学院大学総務課(電話:045-812-8211 / ファックス:045-812-8822 / 地図)
大それたタイトルをつけられてしまいましたが、ジャズ(音楽)について書くという仕事について私はどう考えているかを率直に話し、時代にあったジャズ(音楽)・ジャーナリズムおよびその果たすべき役割、私が持っているヴィジョンなどについてお話をさせていただこうかと思っています。つまり、私自身どういう覚悟でいるかということをバラすわけでもありますが。併せて、新しいメディアとの関わり方、その可能性についてもお話しようと考えております。(横井)
8月23日(火)
リュック・フェラーリ逝去
フランスの作曲家、リュック・フェラーリが昨日の朝にイタリア、トスカナで亡くなったそうです。
8月8日(日)
緊急告知 1:「モ ュレ シ ン」 の再演決定
8月15日(月)東京、六本木「P-House」午後7時30分開演、1,200円
「モ ュレ シ ン」オ トモ シヒ / 作曲 イシ ワコ / 笙 chik M / サイン波、 オ トモ シヒ ギ ー ロ
飴屋法水『ア ヤ ズ エキシビション バ ング ント展』オープニングで演奏した「モ ュレ シ ン」の再演がきまりました。8月15日月曜日7時半開演、六本木「P-House」です。今回は来ていただいた方への静寂を徹底します。ドアがうるさい場合は、演奏中の出入りも制限するかもしれません。料金は入場料の1,200円のみです。またこの日は「モ ュレ シ ン」のほかに、わたし(大友良英)のアコースティック・ギターによるソロも予定しています。
緊急告知 2: 8月12日 オ トモ シヒ ビ ク ンオー ス ラ
8月12日(金)東京、六本木「P-House」午後7時30分開演
「オ トモ シヒ ビ ク ンオー ス ラ」
演奏:オ トモ シヒ (大友良英)、アキ マテ ジ(秋山徹次)、イ ウア ヒロ(伊東篤宏)、ウナ タ (宇波拓)、オオ ニ シオ(大谷能生)、オシマ ルユ (大島輝之)、カワ キユ (カワサキユタ)、 ギモ ク(杉本拓)、 シダ ミ(吉田アミ)、 chik M(Sachiko M)
作曲:オ トモ シヒ
8月12日の「オ トモ シヒ ビ ク ンオー ス ラ」の際、混乱を避けるために整理券を配布することにしました。手順は以下の要領です。
当日
午後5時 → 整理券配布スタート(会場受付にて)
午後6時 → 一旦入場締め切り (申し訳ございませんが、会場内のお客様にも一旦ご退出いただきます。 その際に再入場チケットをお渡しいたします。)
午後6時30分 → 再 開場
午後7時30分 → ライヴ スタート
7月31日(日)
音楽家であり、雑誌『電子雑音』発行人であり、ショップ経営者である田野幸治氏が、7月31日早朝、大腸癌のため亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
5月4日(木)
会期:6月10日(金)〜 7月10日(日)
概要:
2004年に発表され国内2ケ所で開催した音楽家 Sachiko M 氏のサウンド・インスタレーション "I'm here" を2005年フランスで発表します。
Sachiko M のこれまでの数々の音楽活動は主に、音響機材であるサンプラーを演奏する演奏家であり、「音楽的」と言われているメロディや旋律を持たない無機質な音「サインウェイヴ」のみを用いた自身の演奏で、音そのもののゆらぎやかすかな変化、その音と対峙している空間の中に潜む環境音など様々な音の色合いを表出させつつ、音と間の関係性が音楽として成立する極限まで到達しています。舞台の音響技師から始った音楽活動のキャリアの中で、極めて個人的な体験や思考から培い導き出されたそのスタイルは全く独自なものであり、音楽家の中でも唯一無二でラディカルな存在感を際だたせています。
今日のサウンド・アートという領域では音に対する意識や解釈を再認識する視点を中心に据え、音そのものを捉え直す作業が多く見られますが、今展示では音楽から音そのものを捉え直す仕事を行ってきた Sashiko M による、音が音楽として成立する空間と聴覚そのものを再構築するという挑戦となります。これまで演奏家として海外でも多数演奏し、ゆるぎない評価を得ているSashiko Mですが、とりわけ多数の公演を行ってきたフランスでサウンド・インスタレーションを発表するという新たな展開となります。
演奏家として自身の音の現場に居た彼女が不在の場で、その音の体験が始ります。
展示内容:サウンド・インスタレーション
使用機材:サンプラー、オシレーター、アンプ、スピーカーほか対面の壁面にスピーカー(ツイタ−)が間隔をあけてそれぞれがずれるよう合計4台配置され、そのスピーカーから正弦波やグリッチが間隔をおいて流れる。視覚的要素としてサンプラ−、オシレーター、ミキサーといった機材たちが展示される。
主催・会場:Room(40 rue Pierre Marcel 94250 Gentilly, France / 電話・ファックス:01 49 08 98 21)
時間:午後3時〜8時
6月10日オープニング・イヴェント(午後8時開演):Sachiko M ソロ・コンサート
協力:OFF SITE
3月13日(日)
『SUNDAY AFTERNOON SHOW, Vol. 2』
東京、水道橋「美学校」午後4時30分スタート
トーク・ゲスト:今井和雄 & 多田正美
司会・進行:伊東篤宏
2,000円
美学校「サウンド視覚表現クラス」の講師、伊東篤宏と助手クドウヒロミが美学校の全面協力のもとにお送りする『Sunday Afternoon Show』。その第2弾は「美術」と「音楽」の越境者、そして美学校OBでもある今井和雄氏と多田正美氏のお二人をお招きします。美学校で70年代初頭に繰り広げられた半ば伝説の様に語られる「小杉武久 音楽教場」の受講生であったお二人に、美学校以前〜受講生時代、その後から今に到るまでを現場からの視線でたっぷりと語っていただきたいと思います。「創作」とその試行錯誤の「場」は決して伝説などでは済まない、という事をリアルに肌で感じるトークになる事間違いなし。乞うご期待!
9月15日
大阪市築港赤レンガ倉庫にて、毎年一回、4年連続(2002年〜2005年)で開催されているヴューマスターズ・シリーズ第三回
View Masters: The sound collection and observation organization ヴューマスターズ 〜現音採集観察学会〜
2004年のテーマは:「音」観察をきわめる 〜サウンドアート編〜
日程・参加者が決定しています。
●レクチャー
11月7日(日)午後2時30分開場、3時開演
トーク:Haco、Yuko Nexus6、小島 剛
ゲスト:畠中 実(ICC学芸員)
●コンサート & パフォーマンス
11月14日(日)午後2時30分開場、3時開演
出演者:佐藤 実、角田 俊也、ニシジマ アツシ
●ワークショップ
12月5日(日)午後2時30分開場、3時開演
参加者 & 講師:Haco、Yuko Nexus6、甲斐 賢治、松井 智惠(進行:小島 剛)
映像トーク:甲斐 賢治(NPO remo 代表理事)
企画・運営:NPO法人大阪アーツアポリア / ヴューマスターズ
主催:大阪市、(財)大阪都市協会
問い合わせ(担当:コジマ)電話:06-6599-0170 / email: sound@arts-center.gr.jp / http://www.arts-center.gr.jp
7月5日
安永哲郎展 - sound sleep -
会期:2004年7月8日(木)〜20日(火)
会場:appel(アペル)
東京都世田谷区経堂5-29-20 〒156-0052
tel/fax:03-5426-2411 / b_rabbit@gb3.so-net.ne.jp
午後1〜9時(水定休)
連絡先:appel tel/fax:03-5426-2411 / b_rabbit@gb3.so-net.ne.jp(TATTAKA
a.k.a. 高橋辰夫・泉沢儒花)
安永哲郎展 - sound sleep - 関連ライヴ
14日は定休日のため展示は観れません。他の日も午後6時より準備・ライヴのため鑑賞はできなくなります(一階の展示と喫茶は通常通り営業します)。
時間:いずれも午後7時30分入場、午後8時開演
7月9日(金)出演:minamo
チャージ:1,700円(ドリンク付・アルコール+200円)
14日(水)出演:IL GRANDE SILENZIO(小川敦生 + 伊東篤宏 + 佐藤実)、DJ:
安永哲郎
チャージ:1,700円(ドリンク付・アルコール+200円)
16日(金)出演:voima(安永哲郎+aen)
チャージ:1,200円(ドリンク付・アルコール+200円)
連絡先:appel tel/fax:03-5426-2411 / b_rabbit@gb3.so-net.ne.jp(TATTAKA
a.k.a. 高橋辰夫・泉沢儒花)
appelでは第15回企画展として、安永哲郎展 - sound sleep -を開催します。安永哲郎はテープを用いたフィールド・レコーディングなどに、ラップトップ・コンピュータを介在させる手法で、音響フィードバックやそのサーキュレーションなどの操作によって繰り出される音像を呈示するサウンド・アーチストとして知られています。とりわけ安永を含む四人のメンバーで構成されたユニットminamoは1999年に活動を開始して以来、国内はもとより海外でも注目され国内外で、多くのライヴを重ねて今日に至っております。その後、2002年にvoimaの活動を開始、2003年にはレーベル「cubicfabric」設立に関与、2004年にはフィールド・レコーディング専門レーベル「voimasound」設立に関与するなど、日本独特の音響・音楽シーンの中で、ミュージシャンとしての活動に留まらず、レーベル運営やライヴのオーガナイザーとして、現在その動向がもっとも注目されるサウンド・アーティストのひとりと目されております。
今回、安永はappel 2階ギャラリースペースを使用し、そうした独特のサウンド・スケープに画像を用いたイメージを加えたインスタレーションを展開します。
安永は、自身の生み出すサウンド・スケープについて、意外なことに「剥き出しの日常的な感覚やコンテクスト」が重要だと述べています。わたしたちが日常から遠ざかるための暴力的なアンプリファイ(増幅)でも、癒しやスパイスとしての音楽でもなく、刻々と変化する環境条件に応じて「最適な音を配置していく」ことが、音響・音楽を通じて安永が行っている制作の特徴です。
彼はまた別の言葉で「例えば古い本が風化していくことや、動植物のサーキュレーション活動なんかに近いイメージ、事物の絶え間なく連続する変化に立ち会うことに興味がある」と述べています。日常の中におそらく存在するであろう音を、超越的、もしくは絶対的なサウンドとしてまとめるのではなく、あくまでも日常の営為の延長の中で、慎重に捉え、配置する行為、そうした始まりも終わりもない作業として響いてくるサウンド、それは「音をオブジェクト化する」というものではなく、卑近な生活レヴェルの関係性の中から見えて来るサウンドであり、結果として抽象性と普遍性をいつしか獲得したサウンド・スケープとして結晶化するのです。
appelでの展示では、そうした音響・音像の定位の作業に加え、画像との関係性の中から新たな視覚と聴覚の関係を探ります。「フィードバック」をキーとしたサウンドスケープに画像を導入する今回の作品では、フィードバックするプロセスの中に含まれて行くノイズや、逆に欠落していく意味などを拾いブローアップし、顕在化していくことになるでしょう。今、ここが、超越的な日常を顕在化させる場へ。
4月16日
Filament BOX の発売日が5月28日に決定、特別限定価格での予約をFMNサウンドファクトリーで受付中です。
● 発売日 5月28日(金)
● 形態 5枚組CD(各CDはスリム・プラケース入り、5枚を特製BOX入り)
● 定価 8,500円(税抜き)8,92円(税込み)
● 番号 FMC-030〜34
● 限定1000セット
これまでの世界各地でのライヴを厳選、編集した4枚と新録の1枚との5枚組み。聴取と発音行為の徹底的な分析と解体の末にうまれた Filament は Sachiko M と大友良英による独特な作曲方法を軸に、従来の「作曲」や「即興」によって作られた音楽とは根本的に異なる音響体験をもたらしてくれます。特に今回の BOX は大友良英自身が「最もエクストリーム」と言っているように、究極の BOX になります。
◎disc1: Kyoto 09012004
◎disc2: Helsinki 11102001
◎disc3: Barcelona 01122002
◎disc4: Brussels 06112000
◎disc5: Tokyo 20012004
現在予約受付中、下記アドレスまでメールでお問い合わせ下さい。5月15日まで予約受け付けます。予約特典、税抜き8,500円のところ7,500円、しかも税金及び送料サービス。
info@fmn.to
http://www5a.biglobe.ne.jp/~FMN/j_home.html
4月11日
ロシアの評論家ニコライ・ドミートリエフ氏が2004年4月10日午前1時半頃、在宅中に脳内出血で倒れ病院に移送したものの、手当の甲斐なく他界されました。1955年生れの彼は享年49歳。ロング・アームズ・レーベルを主宰し、モスクワでライヴハウス「ドム」を経営していたニコライ氏にとって、ライフワーク半ばの死となったことを惜しむとともに、ロシア・シーンの中心となっていた彼の仕事の突然の中断は、即興音楽を含む先進的音楽にとってはかりしれない損失となることが予想されます。(副島輝人)
3月25日
P-hour 02: An Experience of Modern Music
7月17日(土)
● Otomo Yoshihide New Jazz Big Band featuring Kahimi Karie:大友良英(ギター)、 アルフレッド・ハルト(サックス、バス・クラリネットほか)、津上研太(サックス)、坪口昌恭(フレンチ・ホルン)、石川高(笙)、高良久美子(ヴァイブラフォン)、Sachiko M(サインウェイヴ)、水谷浩章(ベース)、芳垣安洋(ドラムス、トランペット)。ゲスト カヒミカリィ(ヴォーカル)
● 菊地成孔クインテット・ライブ・ダブ + UA
● soft
7月18日(日)
● ROVO
● Buffalo Daughter
● Nutron
● 森本アリ
申込み方法
○受付開始4月10日
○ 申込み受付業務は京都精華大学GARDEN事務局の協力によりおこなわれます。
○ 入場順は2日券、1日券、当日の順番です。
○ 申込み入金締め切り7月9日(金)。
○ 申込みには三つのステップがあります。
○ 受付けは、申込み順とさせていただきます。
○ 一旦納入された参加費は返金いたしかねます。ご了承下ください。
○ 当日券は一定数確保するようにいたしますが、満員の場合は入場をお断りする場合がありますご容赦下さい。
○ 本イベントに関するお問い合わせは e-mail phour@kyoto-seika.ac.jp までお送り
ください。
主催:P-hour事務局(one good turn office)
京都市北区上賀茂池端町9-302田村方
3月1日
訃報
韓国即興音楽第一世代のひとり、ドラマーの金大煥(キム・デファン)が亡くなったとの連絡が、ソウル在住のアルフレート・ハルトから届きました。ご冥福をお祈りいたします。
2月5日
東京方面のみなさん。今日(5日)夜11時から10分ほど、FM J-WAVEの「RING RING」という番組に出演します。おやすみ前のやすらぎの音楽ってことで、愛聴盤のデレク・ベイリーの演奏する「ローラ」をかける予定…というか、もう収録は終わっているので問題なければ予定通り流れると思います〜。お楽しみに。(大友良英)
1月19日
UNKNOWNMIX RETURNS VOL. 2, 04: Meets Sachiko M
『UNKNOWNMIX RETURNS VOL. 2』は、アップリンク・ファクトリーという親密な空間に毎月1回、毎回さまざまなミュージシャンの方々をお招きし、ソロ・ライヴ・パフォーマンスと、佐々木敦との対話および質疑応答の二部構成で行っていきます。演奏と批評、音と言葉との関係性を探る、マンスリーのシリーズとしては世界的にも珍しい貴重な試みとなります。ぜひご参加ください。
04:Meets Sachiko M
日時:2/12(木)開場:午後7時30分、開演:午後8時
ゲスト:Sachiko. M
会場:アップリンク・ファクトリー(渋谷区神南1-8-17横山ビル5F / 03-5489-0750)
料金:2,500円(1ドリンク付)
*このイヴェントは予約できます。下記要項を明記の上、件名「*月のワークショップ希望」で、メールにてお申し込み下さい。募集定員(50名・先着順)になり次第、締切らせていただきます。
<申込要項>
(1) お名前 (2) 連絡先(住所 / 電話 / FAX / メール) (3) 年齢 (4) 性別 (5) 職業
<申込先>
info@faderbyheadz.com
*予約を無断でキャンセルされた方は、次回以降の予約できなくなる場合がございます。ご了承ください。
総合問い合わせ先:HEADZ(電話:03-3770-5721 / ファックス:03-3770-5726)
1月15日
美学校「サウンド / アート 表現クラス」、特別講議受講生募集のお知らせ
日時:2004年1月22日(木)、午後1時〜5時
特別講師:大友良英
内容:
*「聴取」に関する講議(&楽しいトーク)
* 実際に音を出してみる「ワークショップ」
*「映画サントラ製作の現場」(時間があれば....)
参加費:3000円
お問合せ:美学校 本校事務局(午後1時〜6時迄)
電話:03-3262-2529 / ファックス:03-3262-6708
東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル3F
e-mail: bigakko@tokyo.email.ne.jp
1月7日
Nature Art Camp 2003 報告展 〜森の中で行われた子ども向けアートイベント〜
教育とアートをつなぐ先進的なプログラムとして、六甲山上で行われた "ネイチャーアートキャンプ"、2003年度ドキュメントの展覧会が開催されます。山や森、湖など豊かな自然に恵まれた施設「神戸市立自然の家」の敷地一杯をフルに利用して、参加する芸術家たちは子どもたちのためのオリジナルのワークショッププログラムを開発してきました。
昨年11月に実施された三つのワークショップの記録と子どもたちによる作品が展示されます。
●椿 昇「森の映画監督」
〜森の中で子どもたちに自然をテーマにしたプロモーションビデオを作らせる〜
●Haco & Yuko Nexus6「音さがしのピクニック」
〜森の中での音探し(サウンド・スポッティング)をテーマに音の地図づくりを行う〜
●マスダ マキコ「森をよーく見るための ドキドキ基地企画」
〜森を違う視点から見てもらうための基地や道具作り〜
会期:1月10日〜17日
開催時間:午前10時〜午後4時(入場無料)
会場:神戸市役所1号館2階市民ギャラリー
主催:ネイチャーアートキャンプ実行委員会
共催:神戸市教育委員会
問い合わせ:iop都市文化創造研究所 TEL 06-6110-8630
e-mail:iop@pop21.odn.ne.jp
12月26日
2004年度 美学校「サウンド / 視覚表現クラス(講師 伊東篤宏)」受講生募集のお知らせ
本年度に引き続き、2004年も美学校で講議を続行できる事になり、来年度受講生の募集をこの場をお借りしてさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。(伊東篤宏)
「現代美術演習」サウンド / 視覚表現クラス(伊東篤宏)
〜表現〜 普段何気なく使っている言葉ですが、よく観れば「表」(あらわす)と「現」(あらわれる)というふたつの意味でひとつの言葉がつくられています。つまりこれは『つくる当事者』だけの言葉ではなく、その「表した」何かに対し「現れ」てくる何かをも含んだ言葉であるといえます。「サウンド / 視覚表現クラス」ではこの事にこだわってみたいと思います。
この講議は所謂「音楽」や「サウンド・アート」と呼ばれるものの為の講議ではありません(もちろんそれらは講議のテーマとしては何度も登場しますが)。制作技術を教えたり、演奏テクニックを磨く場所でももちろんありません。ここではあなたの今迄の「美術」や「音楽」に対する勉強量、または知識の量は一切不問です。むしろそれらを一度忘れる為の場所なのかもしれません。まず最初に必要なものがあるとすれば、それはあなたの「ちょっとした動機」と「興味」だけです。
その「動機」と「興味」を糸口に、「音」を「音楽」とは異なった捉え方で「表現」に結び付ける事は出来ないでしょうか? まずは「音」の成り立ちや仕組み、または聞こえ方についての様々な在り方を探り、自分なりに組み立て直してみる事から始めましょう。
例えばたった今、あなたの周囲の環境音に少しだけ意識を向けるだけで「音」の聞こえ方は微妙に変化する筈です。自明な事ですが、私達の日常は膨大な量の音の中にあり、意識しようがしまいが、その事が多分に私達に影響を及ぼしています。この「豊かすぎる程の音情報」の中からあなたが気になった日常音を録音し、再生してみたとすると、それは録音された音を繰り返し聴くという事と同時にまた、そこから「現れ」てくる別の何かも聴いているといえないでしょうか?
講議の概要としては、例えば「聴く」、「ノイズと呼ばれているモノについて」、「20世紀中期〜現在までの音に関するあれこれ」、などをテーマとした皆さんとの討議や資料の鑑賞、「自分史的音年表」の作成とその発表会、実際に街に出ての様々な音の採集とそのレポート、そしてチーム別による日常生活用品などを使用した合奏などを何回かおこなっていきます。また1年を通じて、ミュージシャンや美術家、インディーズ・レーベルやCDショップのオーナー、美術館キュレーターなどなど、音と関わりのあるゲスト講師を招いての特別講議も何度か予定しています。そして後半の数カ月は、幾つかの方向性の中から選択したなんらかの具体的な作品制作を試みてもらい、更に年度末にはそれらを展示、発表、ライヴなどの形式(予定)で、皆さんのその「表現」を多くの人に観たり聴いたりしていただく機会をつくりたいと思っています。
*ゲスト講師(予定)(時期、内容等の詳細は現段階では未定)
大友良英(即興演奏、映画音楽)
大谷能生(著述、音楽 / 批評)
畠中実(ICCキュレーター)
山辺圭司(Los Apson? / レコードショップ店長)
ASA-CHANG(ASA-CHANG & 巡礼)
L?K?O(DJ)
and more...
*期間(開講予定):2004年5月〜2005年3月頃
毎週木曜日:午後1時30分〜4時30分(予定)
*お問合せ先:美学校(千代田区神田神保町2-20 第2富士ビル3F)本校事務局(問合せ、申し込み受け付け時間:午後1時〜6時)
電話:03-3262-2529 / ファックス:03-3262-6708 / http://www.bigakko.jp / email:bigakko@tokyo.email.ne.jp
12月25日
訃報
12月13日にトロンボーン奏者の大原裕さんが火事で、15日にはサックス奏者の野本和浩さんが食道癌のため亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
12月27日(土)東京、西荻「音や金時」午後1時30分開場、2時開演(5時終了)
『のもっちゃんへ。野本和浩さよなら演奏会』
梅津和時(クラリネット、サックス)、多田葉子(サックス)、川口義之(サックス)、関島岳郎(チューバ)、大熊亘(クラリネット)、みわぞう(ちんどん太鼓)、張紅陽(アコーディオン)、松井亜由美(ヴァイオリン)、大友良英(ギター)他、野本和浩の仲間たち。
カンパ3000円〜 +ドリンク代
問い合わせ:u-shi@mc.kcom.ne.jp / 03-3398-8769(多田)/ 03-5382-2020(音や金時)
12月15日、食道癌のため43歳で逝去したサックス奏者、野本和浩(のもっちゃん)のために。野本和浩作品「ねこもとんがらし」、「となりのネコ」、「鳥の詩」、「東京猫まんま」、「絶対ネコ」自作CD在庫あるだけ!販売します。収益はすべて野本さんの御家族へ贈らせていただきます。
12月24日
「音楽情報論B」特別公開授業
1月7日(水曜日)午後3時30分〜午後5時
フェリス女学院大学 山手6号館 地下1階606教室(代官坂上から少し元町公園のほうに行ったところにある校舎)地図
講師:横井一江
特別ゲスト:三宅榛名
入場無料
問い合わせ:kazuey1113@hotmail.com(横井)
音楽情報論Bでは、ジャズ・即興音楽の歴史を当時の時代背景などにも触れながら、アメリカだけではなく日本、ヨーロッパの音楽シーンにも触れながら、ジャーナリスティックな観点から辿っています。 特別公開授業では1980年代から90年代にかけて最も革新的でクリィティヴな即興演奏家と多く共演してきた三宅榛名(作曲家・ピアニスト、フェリス女学院大学教授)を特別ゲストに迎え、当時の即興音楽シーンについてお話を伺います。
11月4日
UNKNOWNMIX RETURNS Vol. 2 meets Otomo Yoshihide
『UNKNOWNMIX RETURNS VOL. 2』は、アップリンク・ファクトリーという親密な空間に毎月1回、毎回さまざまなミュージシャンの方々をお招きし、ソロ・ライブ・パフォーマンスと、佐々木敦との対話および質疑応答の二部構成で行っていきます。演奏と批評、音と言葉との関係性を探る、マンスリーのシリーズとしては世界的にも珍しい貴重な試みとなります。ぜひご参加ください。
日時:11月19日(水)開場:午後7時30分、開演:午後8時
ゲスト:大友良英
会場:アップリンク・ファクトリー
料金:¥2,500(1ドリンク付)
第一回目のゲストは、大友良英氏です。この秋、1992年にリリースされ、長らく絶版になっていたファースト・ソロ・アルバム『We Insist?』が復刻されました(香港のNoise Asiaより)。過激なターンテーブル奏者 & ギタリスト&コンポーザーとして90年代を疾走し、世紀末の「転回」を経て、現在はおおらかとさえ呼べるような表現の幅広さと、「聴取」をめぐる原理的な問いかけを併せ持つ大友氏の、『We Insist?』からの11年、そして「これから」に迫ります。
今後の予定(第四回以降は未定です)
第二回:12月11日(木)開場:午後7時30分、開演:午後8時 ゲスト:クリストフ・シャルル
第三回: 1月15日(木)開場:午後7時30分、開演:午後8時 ゲスト:杉本拓
このイベントは予約できます。下記要項を明記の上、件名「*月のワークショップ
希望」で、メールにてお申し込み下さい。募集定員(50名・先着順)になり次第、締
切ります。
<申込要項>
(1) お名前
(2) 連絡先(住所/電話/FAX/メール)
(3) 年齢
(4) 性別
(5) 職業
<申込先>info@faderbyheadz.com
10月23日
秋山 Abstract DJ Night
In Search Of New Turntablism featuring DJ Olive & DJ Peaky
KIM GORDON & The Sweet Rideのメンバーとしてニューヨークから来日する驚異のアブストラクトターンテーブリスト"DJ オリーヴ"、東京発アヴァンギャルドターンテーブルプレーヤー”DJ ピーキー"。それぞれの「超個性的」なソロ演奏を十分に堪能して頂くと共に、彼等の混交玉石かつ予測不可能なデュオを体験できる二度とない機会です。
2003年10月23日(木)at 西麻布 Super Deluxe(106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F / 電話:03-5412-0515 / 地図)
開場:午後7時、開演:午後7時30分
料金:2500円(1ドリンク付き)
DJ Olive, the Audio Janitor
もとは彫刻家だったターンテーブル奏者。ドラムン・ベース、ダブとエレクトロニック・ミュージックをつなぐ触媒。元WEのメンバー。ヴァイナル・スコア(*1)の発明家。クリスチャン・マークレー・トリオ、ウリ・ケーンのアンサンブル、キム・ゴードン、イクエ・モリとのトリオ、メデスキー・マーティン&ウッド、リュク・フェラーリとのデュオなど、その他あげればきりがないほど多忙で多望。アンビエントになごませてくれるソロ・アルバム『スリープ』をフォノメナ(*2)からリリースする。
Selected discography
DJ Olive Bodega (the Agriculture)
DJ Olive Coonymus (the Agriculture)
The Audio Janitor Perpetual Soundcheck vinyl score (Phonomena)
The Audio Janitor, Composition 11: Audio Roulette vinyl score (Phonomena)
The Audio Janitor, Copier.Coller, Quatermass, La Batie, (Sub Rosa)
<ヴァイナル・ スコア>*1
DJオリーヴが1996年に考案した、作曲家がレコード盤に好きな音の断片を刻みこみ、それをターンテーブル奏者が演奏のツールとして使い、音楽を完成させるもの。両者の共同作業による開かれたコンポシションといえる。基本的には複数枚(通常は二枚)のレコード盤とそれに組み合わされたアートワークからなるサウンド・オブジェ。マリーナ・ローゼンフェルド、ラズ・メシナイ、リュック・フェラーリ&DJオリーヴらのヴァイナル・スコアが続々とリリース予定。
<フォノメナ>*2
DJオリーヴはトシオ・カジワラと、ニューヨークのクラブ、"トニック"の地下にある"サブトニック"で、<フォノメナ>というイベントを毎週木曜日に主催、過去4年間に渡り、数え切れないほどのユニークな実験精神を持った音楽家を出演させてきた。レーベル=フォノメナ・オーディオ・アーツ & マルティプルズと実践の場=フォノメナはお互いに補完しあいながら、音楽家のコミュニティーとして機能してる。フォノメナに関連する音楽家は、ラズ・メシナイ、マリーナ・ローゼンフェルド、イクエ・モリ、ティム・バーンズ、ジム・オルーク、アラン・リクト、オキュン・リー、マニュエル・モタ、タツヤ・ナカタニ、ラリー・セブン、オブラート、ループ、その他多数。
DJ Peaky
1969年生まれ。1995年よりターンテーブル演奏を始める。「経堂即興楽団」、「時々自動」などに所属した後、2001年よりソロで活動する。傷による反復再生レコード、ツイン・アーム・ターンテーブル、ギター用エフェクト等を用いて、遊戯性に満ちた音楽を創造している。
<discography>
DJ Peaky Practice of Scratch (Euphoriaphone)
Toshimaru Nakamura and Tetuzi Akiyama Meeting at Off Site Vol.2 (Improvised Music from Japan)
Itoken and Onotetsu Marking (Mechanics)
問い合わせ:秋山(電話:03-3326-9833 / dormir@f3.dion.ne.jp)
8月15日
UNKNOWNMIX RETURNS VOL. 1
レクチャー:佐々木敦(HEADZ/FADER)
会場:渋谷アップリンク・ファクトリー(渋谷区神南1-8-17横山ビル5F/03-5489-0750)
日程:
D 8月20日(水)20:00〜23:00 『フリー・インプロヴィゼーションの進化?』
E 8月21日(木)20:00〜23:00 『サウンド=アートとは何か?』
申込方法:下記申込要項を明記のうえ、件名「ワークショップ希望」で、
info@faderbyheadz.comまでメールにてお申し込みください。募集定員(50名・先着
順)になりしだい締め切ります。
<申込要項>
(1)お名前
(2)連絡先(住所/電話/FAX/メール)
(3)年齢
(4)性別
(5)職業
(6)参加希望日(A〜Eのどの回を希望か)
参加料
各¥3500
※予約で定員に達した場合は、予約者の入場を優先いたしますので、ご了承ください。
5月21日
大友良英 NEW JAZZ QUINTETの7月15日(火)の公演は混雑が予想されるため、6月7日(土)より新宿ピットインのみでのチケット売りになります。
★チケット発売開始日に限り、メールでのご予約も午後1時からの受付開始になります。受付順といたしましては、店頭販売、電話、メールの順になります。
■開場午後7時30分、開演午後8時を予定しております。
■基本的にチケット売りの公演に関しましては、ご予約頂いてから一週間以内にお引き取り願いますが、ご都合がつかない場合は当日までお預かり致します。
■チケットの整理番号は、開場時の優先入場(番号順)のためのもので、当店の店内は自由席になります。ご注意下さい。
■ピットイン・スタッフが、チケットの整理番号をお呼びしての入場となります。
■当日までチケットをお預けの場合は、必ず開場予定時間2〜3分前までにピットイン受付までお越し頂き、ご予約のチケットをお買い求め下さい。
5月14日
大友良英は現在、田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本、みうらじゅん原作、映画「アイデン & ティティ」の音楽を白井良明、遠藤賢司とともに担当・製作中。年末に公開予定。
4月20日
昨年『日本フリージャズ史』を青土社より出版した副島輝人は、4月20日(日)より毎月第三日曜日、東京、高円寺「円盤」で一年かけて「日本フリージャズ史:Talk」と題したトーク・イヴェントを行う。本には載らなかった話を盛りだくさんに語ると共に、その合間には、歴史的に貴重な様々なミュージシャンの秘蔵の未発表演奏や廃盤となって今となってはなかなか聴けない演奏を流す。第一回は4月20日(日)午後7時より。沼田順が司会進行役を担当。
3月28日
音楽表現講座 「難しい音楽」
「音楽とは何か」という根源的問いを、日本を代表するプレーヤーであり、コン
ポーサーであり、プロデューサーであり、リスナーである講師がジャンルも形態も多岐
に渡る音楽活動を実作に触れながら解きほぐす。特に既成概念からの跳躍を試みてき
た「難しい音楽」に触れ、講師との質疑応答をおこなうことで、新たな音との出会い
を探る。
講師:大友良英(音楽家)、菊地成孔(音楽家)
定員:60名 全2回+α 受講料:4,000円
日時:7月12日(土)午後4時〜5時30分「菊地成孔の難しい音楽」/ 午後5時45分〜7時15分「大友良英の難しい音楽」/ 午後7時15分〜8時「質疑応答」
問い合わせ/申し込み:京都精華大学文化情報課GARDEN事務局 (garden@kyoto-seika.ac.jp)
3月19日
昨年12月30日に東京、代々木「オフ・サイト」で公開収録されたライヴが、現地時間3月23日(日)午後8時からResonance104.4fmで放送される。タイトルは「BONENKAI at OFF SITE」。
内容は以下のとおり。
Presented by Yoshihide Otomo
English narration / Hazuki Shino
Sine wave live jingles / Sachiko M
Opening theme: Itoken/ pin and needles
Live / Masahiko Okura bass-tube and YAMAHA CS01 solo
CD / Asa-Chang and Junrei/ hana
Live / Lawrence English laptop solo (from Australia)
CD / Toru Takemitsu's sound track works / Dodesukaden film directed by Akira
Kurosawa
Live/ Taku Sugimoto guitar solo
Sachiko M talk show with Hazuki Shino
CD / Akio Suzuki anapras solo
Introducing off site by Atsuhiro Ito
Live /Atsushi Ito optron solo
Live / Taku Unami computer with prepared speakers solo
Live/ Ami Yoshida voice solo
Toshimaru Nakamura presents his recordings from US live
CD / Ryouichi Hattori / sosyu yakyoku (from early 20th century)
Live / Utah Kawasaki patch-synthsizer with headphone speaker solo
Live / Tetuzi Akiyama guitar solo
Ending theme Itoken / pin and needles
3月18日
大友良英はFM番組『トランスワールドミュージックウェイズ』にゲスト出演する。番組はサントラCD『blue』を中心におしゃべりと音楽で構成される。スケジュールは以下。3月11日
2003年度、ヴューマスターズ(現音採集観察学会)の4年連続シリーズ・イヴェント第二回の日程は、レクチャー6月8日(日)、コンサート6月21日(土)、ワークショップ7月6日(日)に決定(出演者、詳細は後日発表)。
会場:大阪市築港赤レンガ倉庫
大阪市港区海岸通1丁目6-1築港赤レンガ倉庫内
電話・ファックス:06-6599-0170
http://www.arts-center.gr.jp
ヴューマスターズは、「身のまわりの音自体を楽しむ」プロジェクト。学会といっても、遊び心のあるもの、やりたいことはあくまでも耳を使った"発想の転換"なのです。興味のある方はぜひご参加ください。
昨年夏に引き続き、芳垣安洋は高良久美子と共に文学座公演『アラビアン・ナイト』(3月29日〜4月6日、東京「全労済ホール / スペース・ゼロ」)の音楽の作・編曲を担当する。演奏も芳垣(パーカッション)、高良(パーカッション)、太田恵資(ヴァイオリン)と同じ3人が担当。
3月6日
副島輝人・プロデュースの夜
第11回 4月19日(土)開場午後7時、開演午後7時30分。
昨年12月、5日間の「インデペンダント・アンダーグラウンド・ミュージック・フェス」は大好評・大盛況を得ましたが、その記録ヴィデオの上映会を行います。
場所:なってるハウス(電話:03-3847-2113 / knuttelhouse@yahoo.co.jp)
(問い合わせ電話は午後5時より)
地下鉄日比谷線入谷駅下車、出口1より徒歩7分。
料金:2,000円(ドリンク 500円より)
座席が少ないので、なるべく電話かメールで予約をお願いします。
3月12日(水)、羽野昌二は2月11日に引き続き東京西荻窪「ビン・スパーク」で、Improvised Music from Japan から今春リリース予定のソロ・アルバムのために2回目の公開レコーディングを行う。
スキストは新たに、POLARITY DESIGNというグラフィック・デザインのユニットを立ち上げた。最初の仕事はConsipio Recordsからリリースされるトレース・エレメンツ (Trace Elements)というバンドのCDのジャケット・デザイン。
2月17日
2月19日(水)、午後10時20分〜11時10分にNHK-BS2の番組、『朗読紀行・にっぽんの名作』で監督:黒沢清監督、朗読:小泉今日子、音楽:大友良英の『風の又三郎』が放送される。
大友良英が音楽を担当した冨樫森監督の『ごめん』は、2月から4月にかけて全国各地で上映が決まっている。詳細は『ごめん』の公式サイトをご覧ください。
やはり大友良英が音楽担当、魚喃キリコ原作、安藤尋監督、市川実日子主演の『blue』も3月より順次全国で公開される。詳しくは『blue』の公式サイトをどうぞ。
同じく監督:安藤尋、音楽:大友で97年に製作されヴィデオのみで公開された『pierce LOVE & HATE』が、2月22日から東京、新宿「テアトル新宿」において2週間限定レイトショーで劇場初公開される。2月27日(木)の大友良英と音楽評論家、佐々木敦によるトークなど各種イヴェントも用意されている。詳しくはCinema Box / テアトル新宿をご覧ください。会場では、やはり大友が音楽を担当した安藤尋監督『dead BEAT』のサウンドトラックCDが販売される(残部僅少)。価格1,350円。ここでしか販売されないので、この機会をお見逃しなく。
2月16日
イギリスのFatCatやベルギーのK-raa-K3、ポルトガルのSirrといった要注意レーベルから次々とアルバムをリリースし、アームが幾つもある改造ターンテーブルや変形
レコード盤を用いたDJプレイ、建築やデザインと音響の関係を考察したサウンド・イ
ンスタレーション、自伝的・物語的な内容の秀逸なエレクトロ・アコースティックな
ど、膨大なアイデアと卓抜なセンスを活かした脱領域的な活躍で俄に注目されている
気鋭のサウンド・アーティスト、ヤネク・シェファーがロンドンより初来日を果た
し、一日限りのパフォーマンスを披露します。
また、スペシャル・ゲストとして、シェファーとデュオ・プロジェクトCOMAEとし
ても活動する、メインことロバート・ハンプソンも日本の土を踏み、長年待ち望まれ
てきたライヴを行います。80年代に人気を博したサイケデリック・ロック・バンド、
ループの元ギタリストで、メインを名乗ってからは、鉱物的とでも呼ぶべき特異な電
子音響を一貫して制作(ジム・オルークやオルガヌムとの共演作もあり)、なかば伝
説のアーティストと化していましたが、21世紀に入って再び活動を本格的に再開し、
最新EPはキッド606のタイガービート6からリリースされています。
さらに日本からのゲストとして、大友良英と竹村ノブカズ(カタカナ表記に改名しました)による、ありそうでなかった大注目デュオと、minamoの安永哲朗とaenによるデュオvoimaも登場します。
なお、このイヴェントは、TN プローブで3月15日から4月12日まで催される展覧会「SPACE INVADERS」の関連企画です。
2月5日
今年1月にCD『Ash in the Rainbow』(米国Detector, 英国ReR)をリリースしたHacoと坂本弘道は、CD発売を記念した「Ash in the Rainbow」ツアーを4月に行う。
2月に発売を予定していた吉田アミのソロCD『虎鶫』(Improvised Music from Japan) は、マスタリングの遅れにより4月発売に延期された。全99曲入り。
1月24日
香港のレーベル、Noise Asia Ltd.より昨年暮れに発売予定だったSachiko MのソロCD『Derive』は、レーベルの都合によりリリースが遅れている。いつになるかは未定。
1月18日
斎藤徹、井野信義を中心に2003年の奇数月にベースに関するライヴを大泉学園のライヴハウス「in "F"」(インエフ)で行うことになりました。コントラバスに関するあらゆる情報を交換しあい、さらに若手の演奏家にスポットを当てることを目的としています。第一回は1月24日ゲストに山崎実を迎え、彼の得意なタンゴを中心に斎藤・井野とのトリオで演奏、後半は河崎純・池上秀人を加え、ベース・アンサンブルの様々な音楽を創っていく予定です。第二回は3月15日、来日中のフランス人ソプラノ・サックス奏者ミッシェル・ドネダを迎え、インプロヴィゼーションの可能性をベース・アンサンブルで探っていくつもりです。また、演奏後、トークの時間を設け様々な意見交換を積極的にしようと思っています。
東京都練馬区東大泉3-4-19 津田ビル3F(電話:03-3925-6967)
西武池袋線、大泉学園駅下車徒歩5分。北口下車バス車庫を右に見て北へ、大泉街道を右折、セブンイレブン並び手前のビル三階。
開演午後8時。
3000円+飲食代(3月15日は3500円+飲食代)。
ウェザーから2月にリリースされるアルバム『blue』の発売を記念して、大友良英と "映画" をテーマとする一夜限りのスペシャル・イヴェントを催します。
『blue』(CDのプレス・リリースは下記をご参照ください)のために結成された the "blue" band(コミック『blue』原作者の魚喃キリコ、映画『blue』監督の安藤尋ほかによるゲスト参加も予定!)のほか、『青い凧』(監督・田壮々)、『女人、四十。』(監督・アン・ホイ)、『風花』(監督・相米慎二)、『ピアス』(監督・安藤尋)、『dead BEAT』(監督・安藤尋)、『路地へ 中上健次の残したフィルム』(監督・青山真治)など、大友が過去に手掛けてきた数々の映画音楽の中からセレクトした珠玉の楽曲を、アコースティック・バンド、Sachiko Mとのデュオなど、複数のフォーマットで演奏する予定です。また、『路地へ』で大友とコラボレイトした青山真治監督が初のDJに挑むのも大きな話題です。これまでフィルムとスクリーンの向こう側でしか鳴っていなかったサウンドを生で聴くことができる、二度とない機会です。ぜひご鑑賞ください。
大友良英『blue』
WEATHER 015 / HEADZ 4
2,500円(税込)、2,381円(税抜)
total time 48:18
栗原正己:リコーダー、ベース
江藤直子:エレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、足踏みオルガン on track 2
芳垣安洋:ドラムス、ボンボ、カリンバ、トランペット on track 1, & 11
大友良英:エレクトリック & アコースティック・ギター、シンセサイザー on track 4, 8 & 10
(Track 8: all instruments (guitar, bass, synthesizer & percussion) by Otomo Yoshihide)
Guest Percussion Ensemble on tracks 2 & 11: 魚喃キリコ、市川実日子、佐々木ますみ、本調有香、坪井美雪、安藤尋、宮崎大、栗原正己、江藤直子、大友良英 & 芳垣安洋
Music inspired from 魚喃キリコ、安藤尋 & 大友良英
Composed and produced by 大友良英
Recorded by 近藤祥昭 at GOK SOUND in October 2001 and September 2002,
except tracks 3 & 8 by 大友良英 at M101 studio in October 2001
Tracks 1, 2, 10 & 11 mixed by 近藤祥昭 at GOK SOUND in September 2002
Tracks 3, 4, 5, 6, 7, 8, 10 & 11 mixed by 大友良英 at M101 studio in October 2001 and September 2002
Mastered by 近藤祥昭 at コジマ録音 (GOK SOUND)
Label produced by 佐々木 敦 (HEADZ)
羽野昌二は2月11日(火)、東京西荻窪「ビン・スパーク」で公開レコーディングを行う。Improvised Music from Japan から今春リリース予定のソロ・アルバムに収録される予定。
「バー青山」から「OFF SITE」に演奏場所を移して、Meetingシリーズもかれこれ二年以上経過しました。今まではホストである秋山徹次、中村としまるが毎回国内外の若手、中堅からベテランに至る様々なタイプのインプロヴァイザーをゲストに迎え、彼等との共演、セッションというスタイルで続けていましたが、2003年のシリーズよりこれを改めて、ゲスト・ミュージシャンのソロ演奏を十分堪能していただくようにしました。アーティストの剥きだしの個性がはっきりと現われるソロという最も基本的なスタイルで彼等の魅力をお楽しみいただくとともに、細分化されたシーンの中のミクロの単位でどんなことが起ころうとしているか、その現場に於いて証人になっていただきたいと思います。(秋山徹次)