Improvised Music from Japan, IMJ-511
2003年12月発売
価格 2,000 円 + 税
大友良英：ターンテーブル、ギター
朴在千：パーカッション
美妍：ピアノ
ゲスト
ギュンター・ミュラー：エレクトロニクス、セレクテッド・ドラムス (1)
田中悠美子：義太夫三味線 (2)
Sachiko M：サインウェイヴ (1, 2, 4)
フリー・インプロヴィゼーション、ジャズ、作曲、映画音楽と多方面で世界規模の活躍を続ける大友良英（ターンテーブル、ギター）が2002年5月、韓国ソウルに赴いた際に、当地の朴在千（パーカッション）、美妍（ピアノ）と行ったスタジオ録音。朴在千は韓国即興音楽のパイオニア、姜泰煥（カン・テーファン）の愛弟子とも言える存在で、彼のバンドに数年在籍した経験を持つ。一方の美妍は現代音楽の素養を身につけ、その後、朴在千と活動を共にしている。
収録曲5曲のうち数曲で、別途録音したギュンター・ミュラー（エレクトロニクス、セレクティッド・ドラムス）、Sachiko M（サインウェイヴ）、田中悠美子（太棹三味線）の即興演奏を一部オーバーダブしている。大友がパーカッション、ピアノのトリオ編成で演奏した作品はこれまでになく、しかも韓国ミュージシャンとの共演作も稀少。緊張感溢れる演奏内容のすばらしさと共に、色々な意味で興味深い異色作。