Improvised Music from Japan / Tetuzi Akiyama / Information in Japanese
略歴
ギタリスト。1964年4月13日東京生まれ。ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体の電子化を試みる。
ギター奏者
1964年4月13日東京生まれ。
11才の時にハード・ロックを聴き始め、1977年13才で初めてエレキ・ギターを購入し演奏を始める。
1987年
- 即興演奏バンド「マダール (Madhar)」を結成する。
1994年
- 灰野敬二と松岡隆史のユニット「Nijiumu」に95年初め頃まで約1年参加する。
- クラシック音楽への興味からヴィオラの演奏を始める。
- 秘境弦楽五重奏団を結成。間もなくメンバーの杉本拓が脱退し、四重奏団となる。
- 杉本拓とギター・デュオ「Akiyama-Sugimoto」を結成する。
1995年
- 5月、ニューヨークでAkiyama-Sugimotoのライヴを行う。
1996年
- 6月、Akiyama-Sugimoto 米国中西部(シカゴ、カラマズー、アン・アーバー、デトロイト)ツアー、および地元ミュージシャンとのセッションを行う。
1997年
- 松岡隆史 (guitar, vocal) とのデュオ「素敵なティータイム」。
- 4月23日、シカゴのブレント・グッツァイト (tapes, CDs, etc.)、 マイケル・ハートマン (sampler, tapes, etc.) と東京で共演する(他に杉本拓)。
1998年
- 秋山徹次、ユタカワサキと「マングース (Mongoose)」を結成する。
- 9月23日、東京でケヴィン・ドラム (prepared guitar) と共演(他に杉本拓、大蔵雅彦、菊地雅晃、コサカイフミオ)。
- 10月15日、秋山徹次、中村としまると東京のバー青山で毎月一回のインプロヴィゼイション・シリーズ「The Improvisation Meeting at Bar Aoyama」をスタートさせる。
1999年
- 1月13日、東京でニューヨークのキーボード・打楽器奏者エヴァン・ギャラガー、およびシカゴのジム・オルーク(コンピュータ)と共演(他に杉本拓、大蔵雅彦、東哲也)。
- 9月、「マングース」のCD「アット・ペンギン・ハウス」が杉本拓のレーベル「Slub Music」よりリリースされる。
- 10月、バー青山での演奏を収録したCD「The Improvisation Meeting at Bar Aoyama」が中村としまるのレーベル「Reset」よりリリースされる。
- 11月、バー青山でのインプロヴィゼイション・シリーズが「The Experimental Meeting at Bar Aoyama」と名前を変えて新スタート。
2000年
- 8月、月例即興演奏シリーズの舞台を「バー青山」から東京、代々木ギャラリー「オフ・サイト」に移し、名称を「Meeting at OFF SITE」に変更する。
- 10月、ユタカワサキ、杉本拓と「マングース」欧州(スイス、フランス、ベルギー)ツアーを行う。
2001年
- この年から「Meeting at OFF SITE」のホスト役は杉本拓が抜けて、中村としまると秋山の二人になる。
- 柳川真法と秋山の共同プロデュースによるTsuki no Waのアルバム「Ninth Elegy」が「360° Records」よりリリースされる。
- 4月、杉本拓(ギター)、Bo Wiget(チェロ、エレクトロニクス)、秋山(ギター)が1999年東京で録音したアルバム「歩行」が、ニュージーランドのレーベル「Corpus Hermeticum」よりリリースされる。
- 5月、アコースティック・ギターによる初のソロ・アルバム「Relator」を杉本拓のレーベル「Slub Music」よりリリース。
- 6月、オーストリアのブルクハルト・シュタングル(ギター)、ドイツのアネッタ・クレプス(ギター)と東京で共演。
- 7月、ブレット・ラーナー主宰「デラックス・インプロヴィゼーション・フェスティヴァル」に出演。
- 9月、ユタカワサキ(アナログ・シンセサイザー)、ジェイソン・カーン(エレクトロニクス)とのトリオ(秋山はギター、エレクトロニクス)による2000年10月スイス、チューリヒでのライヴ録音を収録したアルバム「Luwa」をイタリアのレーベル「Rossbin Production」よりリリース。
- 柳川真法と秋山の共同プロデュースによるアヤ・コレットのアルバム「Esquisse 2/3 for the Branch 2」が「Plus Disk」レーベルよりリリースされる。
- 12月、米国のジェイソン・レブキー(コントラバス)、ショーン・ミーハン(スネア・ドラム)と相次いで共演。
2002年
- 4月、「Meeting at OFF SITE」シリーズの演奏を収録したCD「Meeting at Off Site Vol. 1」がImprovised Music from Japan よりリリースされる。
- 3月、英国のカフィ・マシュウズ(ラップトップ)、ドイツのアンドレア・ノイマン(インサイド・ピアノ)と東京で共演。
- 7〜8月、中村としまると共にオーストラリア / ニュージーランド・ツアーを行う。
- 8月、オーストラリアのオレン・アンバーチ(ギター)と東京で共演。
- 8月、大友良英のANODE札幌公演に参加。
- 9月、大蔵雅彦、ユタカワサキとのトリオによるライヴ・アルバム「Bject」を宇波拓のレーベル「Hibari Music」よりリリース。
- 10月、米国のレーベル「アーストワイル・レコーズ」プレゼンツ、HEAZ企画のフェスティヴァル「Amplify 2002: balance」に杉本拓ギター・カルテットのメンバーとして出演。
- 10月、スイスのギュンター・ミュラー(ドラムス、エレクトロニクス)、英国のキース・ロウ(ギター)、オーストラリアのオレン・アンバーチ(ギター)、オーストリアのブルクハルト・シュタングル(ギター)と東京で共演。
- 11月、英国のジョン・ブッチャー(サックス)と宇都宮市大谷石地下採掘場跡で共演。
- 12月、副島輝人プロデュースによる東京、入谷「なってるハウス」での「インディペンダント・アンダーグラウンド・ミュージック・フェス」に、伊東篤宏(オプトロン)、ユタカワサキ(アナログ・シンセサイザー)、宮本尚晃(ギター)とのトリオで出演。
- 12月、ソロ第二作「Résophonie」がフランスのレーベル「a bruit secret」よりリリースされる。
Last updated: September 3, 2010