Improvised Music from Japan / Mitsuru Nasuno / Information in Japanese

略歴

火星に種を蒔くがごときグルーヴ・マスター、ベース・プレーヤー

1963年生。盛岡市出身。京都での活動を経て、現在は東京在住。既存のベーシストとは一線を画している。おもな参加バンドは、結成17年目を迎えたインプロヴィゼイション・バンド「アルタード・ステイツ」、ポリリズム・ジャイアント「是巨人」、リアル・ロックのパイオニア、灰野敬二を擁する「サンヘドリン」、鬼才、今堀恒雄の伸縮リズム・コンセプトを体現する「ウンベルティポ・トリオ」、是巨人のリーダーでもある爆裂ドラマー、吉田達也率いるインプロ・ドリーム・チーム「ザ・ワールド・ヘリテッジ」など。

そのプレイ・スタイルの最も特徴的な瞬間は、即興演奏における柔軟でログレッシヴで、エフェクティヴなアプローチにある。それは攻撃的かつ繊細であり、紡ぎ出されるフレーズはスペースを自由に飛翔し、常に共演者と適切な距離を保ちながらも、時に複雑に絡み合い、限りなくその音楽を上昇させるエネルギーを発生させる。フェンダー・ベースの音圧と音価を駆使することによって、サウンドを瞬間的に、かつトータルに別次元へと展開させるパワーとテクニックは、ベーシストとして出色であり、その可能性は今も加速度的に進化中である。

最近作に、アルタード・ステイツ『Bluffs』、アルタード・ステイツ『Bluffs II』、是巨人『Jackson』、ザ・ワールド・ヘリテッジ『北回帰線』がある。


Last updated: September 19, 2006