メスカリン・ゴーゴーは、'96年頃よりHacoとクリストファー・スティヴンズによるインストゥルメンタル・デュオ・プロジェクトとして活動が始まった。'98年以降は、オープン・チューニグしたふたつのギターによる即興演奏が主流となる。紡がれた音の連鎖は、共振とノイズのぎりぎりのスポットを刺激するような快感にあふれている。弦音響をフューチャーしたその演奏スタイルの中に、ドライブ感や揺らぎを生じる瞬間が凝縮されている。