Improvised Music from Japan, IMJ-522
2004年9月26日発売
税抜価格 2,000 円 (税込 2,100 円)
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加藤英樹: electric bass and bass synthesizer
費正廷(ジェームス・フェイ): oscillators, filters, spring reverb, contact mike, and miscellaneous electronics
加藤英樹は大友良英のグラウンド・ゼロ、トニー・バックのペリルなどでの活動後、1992年にニューヨークに移住。フレッド・フレス、イクエ・モリとの Death Ambient、ニコラス・コリンズとのマルチメディア・コラボレーションを始め、ニューヨークを拠点として、欧米で精力的な活動を続けている。台湾出身のジェームス・フェイは1992年に米国に移住後、アルビン・ルシエとアンソニー・ブラクストンに師事。現在はニューヨークに住み、作曲家/インプロヴァイザーとして活躍。コロンビア大学コンピュータ・ミュージック・センターで教鞭も執っている。本アルバムでは使っていないが、サックス奏者でもある。このふたりは近年ニューヨークのライヴハウスやギャラリーでデュオ活動を続けている。
『Sieves』はフィードバックを使用したエレクトロニクス演奏/録音、ライヴ演奏的なアナログ・ミックス、残響音の演奏/録音を経て、それらを抜粋・編集・ミックス・マスタリングして制作された。録音過程を単に記録/編集作業として限定することなく、録音方法も即興演奏/コンポジションの要素として捉えて制作された意欲作。