Improvised Music from Japan / IMJ
Secrets of Teaching Yourself Music
Improvised Music from Japan, IMJ-516
2004年3月28日発売
税抜価格 2,000 円 (税込 2,100 円)
CD ショップ
- 録音:東京江古田「バディ」でのライヴ(2003年8月7日)、東京西麻布「スーパー・デラックス」でのライヴ(2003年11月2日)、東京代々木「オフサイト」でのライヴ(2003年11月7日)、東京「新宿ピットイン」でのライヴ(2003年12月6日)、東京「ポラリティ」スタジオ(2004年1月)
- マスタリング:いとうはるな & サム・ベネット、2004年2月「ポラリティ」スタジオにて
- 写真・デザイン:いとうはるな & サム・ベネット(ポラリティ・デザイン)
- 厚紙見開きジャケット
- Extra Added Plus (1:50)
- Betweeners (2:53)
- Triumph of the Marginalized (1:14)
- Lizard on a Leaf (2:34)
- Gas Can Evidence (0:59)
- Untried Procedure (2:22)
- Please Tameecha (1:30)
- I'm in No Mood (1:16)
- Magazines and Whatnot (1:31)
- Non-Intervention (2:45)
- Crag and Flotilla (1:47)
- Transitory Stopgap Provisional (3:47)
- You Can't Burn Dirt (4:14)
- Old Dry Bone (1:18)
- The Small and Tarnished Gong (0:59)
- Shady Alliance (2:13)
- Everywhere That There We Went (1:24)
- Erasing the Inevitable (9:49)
- Even If (2:24)
All music by Samm Bennett
Samm Bennett: Korg WaveDrum, vibrators and contact mics, Korg ER-1, Alesis AirSynth, Casio VL-Tone, CD player, Bias, bumble ball, can, gong, beepers, effectors, and crank-toy with portable karaoke mic
パーカッショニスト、サム・ベネットは80〜90年代にはニューヨークの即興音楽シーンで活躍。その後東京に居を移し、いとうはるなとのデュオ・プロジェクト「SKIST」 、内橋和久、ネッド・ローゼンバーグとのトリオ「R.U.B.」を始め、多方面での活動を続けながら今日に至っている。早くからアコースティックとエレクトロニクスの融合に努めると共に、メイン楽器として使用しているKorg社WaveDrumのような電子ドラムから日用品・おもちゃ類に至る様々な素材を使い、ユーモラスとシリアスが絶妙にマッチした色彩豊かな彼独自のサウンドを生み出すことに成功している。全19曲収録(そのほとんどがライヴ録音)した本作はタイトルが示すように、身近にころがっている物で演奏を楽しめるのだということを彼自ら実践しているかのようだが、個性的でじっくりと聴き込ませるアルバムにまとめ上げてしまうところに、ベネットの音楽性の高さとセンスの良さがはっきりとあらわれている。彼のリーダー/コ・リーダー作品は何枚もあるが、ソロ作品は意外にも84年にLPでリリースされたパーカッション・ソロ以来、実に20年振りの2作目となる。
Last updated: March 6, 2004