photo Susaki
TOMO:violin, hurdy gurdy
キャル・ライアル:tabletop guitar
ノブナガ・ケン:drums
フリー・インプロヴィゼーションと轟音ドローン/ノイズの両極面を持つフリー・サイケデリック・ユニット。ハーディー・ガーディー、ソプラノ・サックス、ドラムス/パーカッション、(テーブルトップ) ギターという編成で、東欧や中近東の民族音楽的な響きと同時に、キャンプ的で奇妙な騒々しく妖しい音世界へと沈殿していく。これまで共演したアーティストたちもユニークで、向井千惠、田畑満 (Acid Mothers Temple、Zeni Geva)、ダモ鈴木 (ex. Can) など多彩である。メンバーであるTOMO、Cal Lyall、ノブナガ・ケンの3人はそれぞれノイズから民族音楽、エレクトロニカといった幅広い範囲で他のプロジェクトでも活動している。2006 年にフリー・インプロヴィゼーションを媒体に活動を始め、次第にドローンを基調とした構造に注目し、音のレイアー (層) が重なって発展していく音楽へと変貌を遂げていく。その音の軌跡は、Subvalentレーベルより発売された最新の2枚組ファースト・アルバム『Elegy for Native Tongues』でも聴くことができる。