(a) 斎藤徹 / ミッシェル・ドネダ -- Cle de voute (25:12) (Disc 10, Track 4)
斎藤徹(コントラバス)
ミッシェル・ドネダ(ソプラノ・サックス)
録音:ピエール・オリヴィエ・ブラン、2001年6月8日 フランス、サンテ・ティエンヌでのライヴ
2001年5〜6月のミッシェル・ドネダ/斎藤徹のツアー最終日の録音。ナンシー「ミュージック・アクシオン」では小鼓の久田舜一郎、ダンスのミッシェル・ラジ、アフリカ混成の「フェスティヴァル・ド・ロー」との共演とマスター・クラス、ロデスではミッシェル・マチュー率いる劇団とのアルトー関連の演劇、イタリアでのワークショップなど盛りだくさんのツアーの最終日だった。前日からリヨンの画廊「オーリュー」のフェスティヴァルに参加し、この日の午後も、打楽器のニン・ル・カン、トロンボーンのファブリス・シャールらとフリー・セッションをした後、サンテティエンヌに向かった。何百年も前からある石造りの会場は、美しいアコースティックがあった。斎藤はバール・フィリップスから借り受けた銘器「ベルナーデル」に裸のガット弦を張っている。およそ1時間連続で行われた演奏から、前半の25分をここでは使用している。録音は「フリブスト」のピエール・オリヴィエ・ブランが担当した。
斎藤徹